kojiswのブログ

私自身の趣味(旅行、スポーツ観戦など)から日々起きたこと、感じたことを綴っていきます。

ありがとうディープインパクト🐎

みなさんこんばんは。

 

 

今日は、とても悲しいニュースが飛び込んできました。2005年に無敗で三冠馬になり、その後もGⅠ7勝、種牡馬としてもジェンティルドンナキズナサトノダイヤモンドなどの名馬を送り出したディープインパクトが亡くなったというニュースです。

f:id:kojisw:20190730231824j:image

 

最初、このニュースを聞いた時、あまりにショックで本当か!?と調べました。去年あたりから種付けを減らしていたので、体調が悪いのかなと思っていましたが、まさか17歳というこれからの年齢で亡くなってしまうのは、本当に残念でした。

 

今日は、ディープインパクトの思い出のレースについて語ります。

私が競馬をテレビで見始めたのは、2004年でキングカメハメハがダービーを制した年でした。この年にデビューし、翌年の若駒ステークスの末脚が何度見ても強烈でしたね。あのレースで一躍、この年の三冠馬が出るんじゃないかと頭をよぎりましたね。続く弥生賞を勝った後、三冠レース初戦の皐月賞は、スタートでつまづき後手に回るも直線鋭く伸び、2着シックスセンスに2馬身半差をつけて快勝しました。このレースを勝ったことで三冠馬誕生が現実味をおびてきました。

 そして、続く日本ダービー、ここは間違いなく勝てるだろう、あとはどのような勝ち方を見せるのか注目していたら、外からあっと抜け出し後続に5馬身をつける圧勝劇でした。

  夏の休養を挟み、秋初戦の神戸新聞杯を危なげなく勝利したあとの、三冠👑がかかった最終戦菊花賞では、横山典弘騎手騎乗のアドマイヤジャパンが上手に競馬して、最後の直線入ったところでディープは、まだ離れた後方でした。これ届くのか!?と思っていたら最後にもの凄い末脚で差し切り21年ぶりの無敗の三冠馬が誕生しました。この時の、関テレの馬場アナウンサーの名実況「世界のホースマンよ見てくれ。これが日本近代競馬の結晶だ」というのは、私の中で今でも心に残っているフレーズです。

 

  そして、迎えた有馬記念古馬との初対戦でも大丈夫だろう。どのように勝ってくれるのかと期待していました。しかし、先行したルメール騎手騎乗のハーツクライを交わすことが出来ずに2着に敗れてしまいました。これが、ディープが国内で唯一敗れたレースでした。ハーツクライは、その後ドバイを勝利し、キングジョージで日本馬最高の3着に入りました。

 

古馬になってからのディープは、阪神大賞典天皇賞春、宝塚記念を危なげなく圧勝し、凱旋門賞に挑戦しました。

  ディープインパクトがついに日本馬の悲願、凱旋門賞勝利を叶えてくれると思っていました。この年のディープのライバルとしては、ハリケーンランシロッコの2頭が挙げられていましたね。凱旋門賞当日は、ディープフィーバーで、日本の競馬ファンのみならず、一般の方々も大注目していましたね。私自身も大学1年生でテレビの前で凱旋門賞を生で観戦していました。レースは、ディープのいつもの最後方から捲る競馬ではなく、馬群の中からの競馬でした。最後の直線に入ったところで、すぐに先頭にたちました。この時、解説の岡部幸雄さんが「まだだ、まだまだ」と呟いていたのが印象的でしたね。そして、ゴール前で伏兵のレイルリンクとプライドに差されて3着入線でゴールしました。ディープでも駄目なのか、本当にヨーロッパの壁は厚いとこの時感じました。その後、ディープから禁止薬物が検出され失格となってしまいました。

  国内に戻ってきたディープは、ジャパンカップに参戦しました。生で走るディープインパクトをどうしても見たくて、この日は、電車で東京競馬場に向かいました。当日の競馬場の熱気は、凄かったですね。海外帰りで本当に大丈夫なのか?という期待と不安が入り混じってあた感じでした。実際、3時前には人がいっぱいでスタンドにすら入ることが出来ない状態でした。2階の大きなターフビジョンで観戦しましたが、心配は杞憂に終わりました。調子は、万全ではない中でも外から伸びて2着のドリームパスポートに2馬身の差をつけてゴールしました。

  そして、引退レースは、去年2着で敗れた有馬記念でした。中山競馬場は、ディープにとってはあまり相性のいいコースではない中で引退の花道を飾れるか注目していました。この日は、どうしてもテレビで生観戦したかったので、バイトを早い時間で上げてもらってテレビでレースを食い入るように見つめました。レースは、ディープはいつものように後方から進め第4コーナーを曲がって直線に入るところで先頭に立ち、最後は3馬身半差をつけて勝利しました。この時の実況「ディープは、たしかに飛んだ」と言ってたましたが、まさに前年のの無念を晴らしました。このレースで印象に残っているのは、最後の直線に入った所のディープと他馬のスピードとギアの違いです。ディープのほうが外を回っているのに前に出ていましたからね。

 

もうディープが引退してから13年経つと思うと時の流れは本当に早く感じます。

 ディープインパクトは、私が競馬を好きになるきっかけを作った思い出の馬です。最後は、感謝の言葉を伝えたいです。

「ありがとうディープインパクト