kojiswのブログ

私自身の趣味(旅行、スポーツ観戦など)から日々起きたこと、感じたことを綴っていきます。

先週の競馬回顧〜エクリプスS、プロキオンS、七夕賞〜

みなさんこんにちは。
海外競馬完全読本―世界の競馬の仕組みが詳しく分かる

今日は、先週行われた競馬からエクリプスSプロキオンS七夕賞の振り返りを行います。

エクリプスS回顧
まず、7月6日サンダウン競馬場1990Mで行われたエクリプスSから回顧します。
エネイブルの復帰戦ということで注目されたレースでしたが、終わってみればエネイブルが強かったですね。スタートしたらいつもの番手の定位置につけ、直線半ばで先頭に立つとマジカルを一旦突き放します。最後、3/4馬身まで詰め寄られますが、復帰戦ということを考えれば凱旋門賞3連覇に向けて視界良好でしょう。10連勝達成という偉業を成し遂げました。次走は、日本からシュヴァルグランも出走を予定しているキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(7/27)に向かうようです。すでに日本でも馬券発売が決まっており、このレースにも注目が集まります。
2着のマジカルは、最後の直線でエネイブルに詰め寄った内容は、やはり強いですね。今後今年の凱旋門賞に向かうのであれば、当然注目馬の1頭になりますし、今年の凱旋門賞で物差しになり1頭ですね。

シーオブクラスが疝痛で引退という残念なニュースも海外から入ってきましたが、今年の凱旋門賞は、有力な3歳馬が現時点ではいないことから、エネイブル中心に回ると思われます。海外競馬からも目が離せないですね。

プロキオンS回顧
続いて日本の重賞2レースを回顧します。
まず、中京競馬場ダート1,400Mで行われたプロキオンステークスから。去年は、マテラスカイが圧勝し、タイムが1.20.3という驚異的なレコードタイムが出ました。今年もドバイゴールデンシャヒーンで世界を舞台に2着と好走し、ここに臨みました。当日は、時計が早いダートコースなので、抜けた1番人気に支持されました。
その他にも、ダート左回りを2連勝したアルクトスやダート連勝中のヴェンジェンス、ミッキーワイルドなどの上がり馬、左回りでは、確実に追い込んできますが、近走は不振が続くサンライズノヴァ、など15頭で争われました。
レースは、1番人気マテラスカイが果敢にハナを主張し、2番手にサクセスエナジー、3番手にヴェンジェンスと続き、最初の3Fは33.3とハイペースで流れていきました。
第4コーナーを曲がり、直線に入ってもマテラスカイが粘るところを、アルクトスとミッキーワイルドが並んで伸びて捉え、ゴール前は2頭の叩き合いになりました。ゴールでは、内から伸びたアルクトスが先頭でゴール、1/2馬身差の2着にミッキーワイルド、3着は、ヴェンジェンスがしぶとく伸びて3着わ確保しました。サンライズノヴァは、上がり最速の脚を使うも4着まで、1番人気のマテラスカイは、最後失速し5着に敗れました。
勝ったアルクトスは、7勝のうち6勝が左回りコースの勝利という典型的なサウスポーですね。左回りコースで行われるレースは、狙いたい馬です。距離は、1400と1600Mで結果を出しているので、南部杯あたりに出走すれば、面白そうです。
2着のミッキーワイルドもダートに転向してから、一度も馬券圏外を外したことのない堅実な馬です。今回2着と結果が出たことで、ダートの重賞戦線では注目の存在でしょう。
3着のヴェンジェンスは、直線沈みかけそうなところから、最後もう一度伸びてきました。今回1〜3着は、すべて上がり馬が占めました。特に、1、2着は、4歳馬ということで4歳世代のダート戦線の厚さがより一層際立つレースとなりました。ダート戦線は、秋にかけて、南部杯JBCチャンピオンズカップとビックレースが続くので見逃せませんね。

七夕賞回顧
続いて7/7七夕の日に行われた七夕賞について回顧したいと思います。余談ですが、仙台に長年住んでいると七夕は、7/7ではなく8/6〜8/8のイメージが強いですよね。七夕祭りがこの日に行われ、前日には西公園で花火大会🎆が開催されますなら。

さて、レースについて回顧したいと思います。マルターズアポジーをはじめ逃げ馬が揃ったレース、稍重の力のいる馬場で1000Mの入りが58.0と案の定ハイペースになりました。直線では、外から捲った3番人気ミッキースワローが抜け出し、2番人気クレッシェンドラヴの追撃を3/4馬身差しのいで一昨年のセントライト記念以来の重賞制覇となりました。菊沢一樹騎手とのコンビでは、同じ福島2000Mのひめさゆり賞を勝っており、同距離は得意コースで重馬場も問題なかったですね。成績を見ると、福島、中山の小回りコースのほうがいいかもしれないですね。この勝利で復調を印象づけたので、次走が本当に楽しみになりました。
 2着のクレッシェンドラヴは、福島コースで連続2着、実績も中山、福島、函館に集中しており、小回り巧者ですね。次走が夏開催でもう一度使うか、秋の中山開催まで待つかはわかりませんが、小回り競馬場でのオープン、GⅢまでなら楽しみな馬だと思います。あと、福島民報杯でこの馬を破ったレッドローゼスが今週の函館記念に出走予定なのでこちらも楽しみですね。
 3着のロードヴァンドールは、先行馬が総崩れの中、唯一3着に残りました。今日のレース内容は、かなり強かったです。この馬も重賞で逃げて3着に残ることがあるので、なかなか難しい馬ですね。
 人気馬では、ロシュフォールが見せ場なく11着と大敗してしまいました。この馬は、飛びの大きい馬なので小回りの福島コースは合わなかったですね。調子さえ問題なければ、東京や新潟で巻き返しは必至でしょう。次走は、新潟記念あたりでこの馬の力強い末脚をまた見たいです。

以上で先週のレース回顧を終了します。先週は、福島競馬場にも足を運べましたし、競馬を楽しむことができました。
来週は、大井で交流重賞ジャパンダートダービーが行われ、週末は函館記念エアスピネルが復帰するのでとても楽しみですね。では、1週間がんばりましょう。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。