kojiswのブログ

私自身の趣味(旅行、スポーツ観戦など)から日々起きたこと、感じたことを綴っていきます。

プリンス・オブ・ウェールズステークス回顧

みなさんこんばんは。

日本時間では昨日の深夜ですが、プリンス・オブ・ウェールズステークスが行われ、日本でも馬券発売が行われました。

今日は、昨日のレースを回顧と今後の海外競馬の展望をしたいと思います。

昨日のアスコット競馬場の天気は、土砂降りで馬場も相当悪い状態でした。そんな中、超豪華メンバー8頭でプリンス・オブ・ウェールズステークスが行われました。
人気は、1番人気が今年3連勝中のマジカルで単勝オッズ2.3倍、2番人気が2連勝中で3着を外したことのない安定感が持ち味のクリスタルオーシャンで3.9倍、3番人気は、去年の凱旋門賞エネイブルに詰め寄るシーンをみせたシーオブクラスで4.3倍と続きました。

レースは、想定通りハンティングホーンが逃げて、そのあとにクリスタルオーシャン、3番手マジカルが続き、そのあとにディアドラとヴァルトガイスト、シーオブクラスは後方2番手からレースを進めました。
直線に入ると馬場の外からクリスタルオーシャンが抜け出し、マジカルが差を詰めるシーンがありましたが、最後はまた突き放し、クリスタルオーシャンが念願のGⅠ初勝利となりました。勝ちタイムは2.10.25たここ数年のレースの中でもかなり遅いタイムとなりました。スローペースで進んだので、中団より後ろにいた馬には、かなり厳しいレースとなりました。3着は、中団から伸びたヴァルトガイストでしたが2着馬からは、3馬身以上つけられてしまいました。期待されたシーオブクラスは5着、ディアドラは6着に入線しました。

勝ったクリスタルオーシャン、デットーリ騎手、ペース、馬場を読んだ完璧な騎乗だと思いました。2着のマジカルは、クリスタルオーシャンを見ながら進みましたが、直線の進路取りで少しモタついてしまった印象でした。勝ち馬と2着馬は、今後のヨーロッパGⅠシリーズでもとても楽しみです。
ヴァルトガイストにとっては、展開が厳しかったですね。今回は上位2頭からは完敗ですが、確実な末脚を持っているので巻き返し必至だと思います。
シーオブクラスは、休み明けでこのレースを叩きにするつもりだったんでしょう。この馬の末脚は、今回は発揮出来ませんでした。この馬にとって次走が試金石になるでしょう。

さて、今後のヨーロッパのG戦線ですが、注目は、7月6日のエクリプスSです。凱旋門賞3連覇を目指すエネイブルがこのレースから復帰予定です。また、去年の英ダービー馬マサーもこのレースから復帰予定となっています。なんと言ってもこの2頭が注目になると思います。

あとは、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSでしょう。今回と同じアスコット競馬場2390メートルと距離が伸びますから、スタミナもとても大事になるレースです。日本馬では、過去にハーツクライがこのレースを勝ちましたね。今年は、シュヴァルグランがこのレースに予備登録しています。他にも、今回のプリンス・オブ・ウェールズステークスからも何頭か出走するものと思われます。

日本では、今週末の宝塚記念でGⅠは、一旦終わりますが、海外はこれからがGⅠシーズンになるので、これからも注目したいと思います。
優駿 2019年 07 月号 [雑誌]

それでは、今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。