台風19号

みなさんこんにちは。

今週末、台風19号が猛烈な勢いを保ったまま接近します。先月の15号の時には、東京にいましたが、深夜すごい風でした。千葉は、さらに被害が酷く、停電が長引いたり、水道の復旧に時間がかかり、現在も復旧には程遠い段階だと思います。

  そんな状況の中で、さらに強い勢力の台風が接近します。台風は、地震やゲリラ豪雨とは違い、予め予報で来るのはわかっているので、まず自分自身の命を守ることを第一に行動しましょう。

  台風の接近が土日なので、会社が休みという方も多いでしょうが、私のようにサービス業に従事している方は、土日も出勤という方もいらっしゃるでしょう。風雨が強い状況で休めるなら、休むに越したことはないので、状況を確認して無理しないでほしいです。私の場合は、台風当日は、人がおらず、出勤するしかないので、無理せずに安全運転で進めていくつもりです。

1.台風接近時の対策について

では、ここからは台風接近時どのような対策が良いのか考えたいと思います。

  先月の台風も、強い勢力のまま台風が接近して、JRは計画運休を発表しました。しかし、台風は、午前中に峠を越えて、動いているだろうという人で首都圏の駅は大混雑でした。私自身も上野で一泊しましたが、京成上野駅はこんな様子でした。

成田空港に向かう外国人旅行客が多かったですが、状況は上野駅も大して変わらなかったです。私がこのあと乗った京浜東北線は、朝のラッシュ時以上な大混雑でした。結局、首都圏は電車がまともに動かない以上は、通勤でいつも以上に体力を消耗し、遅れて出社してもいつものタスクをこなさないといけないため、焦ってミスを犯して余計な仕事が増える。ようやく、仕事が終わっても、電車のダイヤがまだ乱れており、いつも以上に疲れて帰宅、これでは生産性のない1日を過ごすだけですね。JRが計画運休する以上は、会社も仕事が1日遅れてでも休めるような体制になればなぁ、と個人的には思います。企業活動の品質を決める3要素として、Q(quality品質)C(cost)D(delivery納期)があります。台風で無理して出社するのは、何がなんでもD(納期)を守るためだと思います。別に明日でもいいよと言われれば台風で電車が止まっている時に無理して出社しませんね。そもそも、無理して出社してストレスMAXで仕事していれば、上の3要素のうちの1番大事な柱であるQ(品質)が損なわれる恐れがあります。品質の悪い物を出して、クレームとなると、その処理にかかる費用、さらに会社の信用問題にもなりかねません。

  また、会社として1番に考えるのは、顧客の納期ではなく社員の安全です。私の会社でも先月、挟まっている物を取ろうとして、回っている機械の中に手を入れてしまい、機械に巻き込まれて親指を切断してしまうという大きな事故が起きてしまいました。これは、本人が指を入れたのが悪いといえばそれまでですが、最終的には、対策を怠り事故を防げなかった会社の責任になります。台風や大雨時の出社についても同様のことが言えると思います。無理して出社させて、途中で怪我してしまったら、それは上長、最終的には会社の責任です。その点も考えて、経営できれば、社会自体もよくなると思います。

2.台風接近時に個人が出来ること

  とはいえ、上記したことは、個人ではコントロール出来ることではありません。台風でも、納期は守れという顧客もいますし、コンビニなどは24時間年中無休を守るために店を開けるでしょう。

  そのため、ここからは個人で出来ることを書いてみます。

  まず、ニュースやワイドショーでは、台風接近に備えて、非常用で水や非常食、乾電池、モバイルバッテリーなどが売れていますと報道されています。もちろん、非常用で足りない物を買うのは大事ですが、個人的には台風という事態を利用して国民に少しでも物を買ってもらうように報道しているように思えてしまいます。個人的には、足りない物を買うより、まず自分が何を持っているか棚卸しする方が先だと思います。それでも足りなければ、買い物すればいいと思います。あとは、テレビ、ラジオ、インターネットで台風の情報をチェックして、自分の安全を1番に考えて行動することだと思います。

  あと、台風が接近している時は、基本的に外に出るのは危険なので、避難するときは台風接近前に避難しましょう。家にいるときは、強風で窓が割れたり、物が飛んでくることが考えられるので、窓からは出来るだけ遠ざかることも大事だと思います。

以上、台風接近で個人的に思うことを書きました。近年の台風、大雨は本当に強くなって大災害が多くなっています。今週末は、ラグビーワールドカップや野球のクライマックスシリーズなど注目イベントが多いですが、まずは自分の安全を1番に行動できればと思います。

  最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。