kojiswのブログ

私自身の趣味(旅行、スポーツ観戦など)から日々起きたこと、感じたことを綴っていきます。

紫苑S回顧&京成杯AH、セントウルS展望

皆さんこんにちは。

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今週から中山と阪神に舞台を移し、秋競馬が始まりますね。とはいっても、今週はサマーマイルシリーズとサマースプリントシリーズの最終戦ということで、夏競馬の延長戦という意味合いが強いですね。

さて、今日は、昨日行われた紫苑Sを回顧し、今日行われる京成杯AHセントウルSを展望します。

 

1.紫苑S回顧

 まずは、昨日中山競馬場で行われた秋華賞トライアル紫苑Sを回顧します。結果から申し上げると、勝ったのは2番人気パッシングスルー、2着は6番人気フェアリーポルカ、3着に1番人気レンブーケドールが入り、この上位3頭が秋華賞への優先出走権を獲得しました。

 

まず、レースのラップタイムを見てみます。

12.2-11.1-12.2-12.3-12.7-11.8-12.0-11.0-11.5

上がり 4F46.0-3F34.0 タイム1.58.3

前半の5Fが1.00.5、後半が57.8という開幕週の良馬場を考えると超スローペースの上がり勝負になりました。そうなると、中団でレースを進めたレッドベルディエスには、非常に厳しい展開になりました。レースは、メイクハッピーがハナに立ち、その直後にカレンブーケドール、パッシングスルー、フェアリーポルカと続きました。直線に入ると1番人気のカレンブーケドールをめがけて2頭が強襲、パッシングスルーが勝利しました。

このレースから言えることは、開幕週のスローペースは、先頭集団で内を回らないと非常に厳しいということです。今日の京成杯AHは台風の影響で馬場がどうなるかわかりませんが、当日の芝のレースを見ながら判断していく必要があるでしょう。

  さて、個々の馬に焦点を当てます。

  まず勝ったパッシングスルー、カレンブーケドールを徹底的にマークし、上手にレースを進めた戸崎騎手の好騎乗が光りましたね。もちろん馬も前走の1勝クラスでは圧勝しているように一夏越して急成長しましたね。本番ではもちろん楽しみな存在になるでしょう。

  2着のフェアリーポルカオークス16着から立て直してきましたね。カレンブーケドールに先着したというのは、この馬の成長を感じますし、上手く先行してレースを進めれば、直線しぶとい脚を見せることがわかりました。当然、秋華賞でも有力候補でしょう。

  カレンブーケドールは、3着に敗れはしたものの今回は、叩きの意味合いが強く、その中でも3着と結果は出しました。レースも終始マークされ、決して楽な展開ではありませんでした。桜花賞馬グランアレグリアは、スプリンターズSオークス馬ラヴズオンリーユーは回避という状況なので、当然秋華賞では有力な一頭となるでしょう。

  4着のレッドベルディエスは、スローペース、外を回らざる得ない展開は、非常に厳しかったです。秋華賞の権利は取れませんでしたが、力は重賞でも通用することを示したので、今後注目したい1頭です。

  秋華賞は、春のクラシック馬不在の大混戦となりそうです。来週ローズステークスでは、ダノンファンタジー、ウィクトーリアなどの有力馬が出走するのでこちらも見逃せないレースですね。

 

2.京成杯AH,セントウルS展望

  続いて、サマーシリーズ最終戦となる2重賞を展望していきます。

  まず、中山競馬場1600メートルで行われるハンデ重賞京成杯AHの展望です。

  メンバーを見ると中京記念の1,2着馬グルーヴィット、クリノガウディが出走するものの、全体的に力差はなく、かつハンデ戦なので大混戦です。馬場もどうなるかわからないので、予想も非常に難しいですね。

  メンバーをみるとどうしても逃げたいという馬はいないのでスローは濃厚でしょう。

  ハナにいくのは、クリノガウディーかプールヴィルあたりでしょうか。勝ちタイムは、1分33秒前半あたりになると思われます。

  そのあたりを加味して

◎クリノガウディーとしました。まず、開幕週で内で先行、もしくはハナに行けるのは強みです。中山競馬場では、スプリングS6着の実績がありますが、マイルに距離が短縮するのはプラスになると思われます。中京記念で先着したグルーヴィットとは今回1キロの斤量差があるので、有利です。2番人気ですが、狙いたい馬です。

プロディガルサンとしました。中山マイルで最内枠を取れたのは非常に有利ですし、上がり32秒台の脚も持っているので、上がり勝負にも十分対応できます。直線内で詰まらなければ馬券圏内に入る確率は高いでしょう。

ジャンダルムとしました。前走の中京記念は、半年ぶりの実戦で6着と復活の兆しをみせています。最内枠を取れたのでうまくレースの流れに乗れれば、得意の中山競馬場で復活もありそうです。穴では狙ってみたい一頭です。

以下△グルーヴィット、トロワゼトワルまでとします。

 

  続いて、サマースプリントシリーズ終戦スプリンターズSに向けての重要な一戦セントウルSを展望します。

  高松宮記念を勝ったミスターメロディ、夏のスプリント重賞で3,2着と好走を続けるタワーオブロンドン、ダートから芝に矛先を向けたマテラスカイが出走します。

  展開は、マテラスカイがどこまで先行できるか、ハナに行けるかが鍵になりますが、他にもラヴカンプー、イベリス、ミスターメロディらが先行すると思いますが、平均ペースか少し早くなるかもしれません。

  その点を加味して、

  ◎タワーオブロンドンとしました。まず札幌から輸送を含めて中2週の強行ローテですが、もうこれはスプリンターズSをパスして、サマースプリント王者を全力で狙ってきたと見ます。スプリンターズSで主戦となるルメール騎手がグランアレグリアに騎乗することが決まっているためです。阪神競馬場も函館や札幌よりはこの馬に向いている舞台です。サマースプリント王者のためにもここは、頭から狙って勝負したいです。

アンヴァルとしました。今年に入ってから2,4,3,2着とスプリントでは、安定した成績です。スローペースにはならないとみているので、直線でこの馬の末脚が発揮できれば馬券圏内に来る確率も高そうです。

ダイメイプリンセスとしました。夏の時期には、調子が非常に良い馬です。今回も前走の北九州記念を勝利して、ここに向かってきました。この馬もタワーオブロンドンと同様、サマースプリント王者を狙ってこのレースを使ってきたと思います。展開は向くと思うので、あとは相手関係でどこまでやれるかです。

以下△ミスターメロディ、ファンタジストまでとします。ミスターメロディは、左回り巧者ですが、阪神競馬場でも阪神カップ2着の実績があるので問題ないと思いますが、久々の実戦と調教が頭が少し高かったので、その点が気になるところです。ファンタジストは、調教の動きは、前回と一変して非常に良いですが、前回が負けすぎなので、どこまで巻き返せるかというところです。

追記)阪神の芝レースを見てると前残り傾向が顕著なので、△イベリスとし、ファンタジストは無印とします。

 

長くなりましたが、以上になります。台風が関東に近づいています。私は、今中山競馬場に向かっているので、なんとか天気は持って欲しいと願っています。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。