長崎、佐賀、福岡の集中豪雨災害について
皆さん、こんにちは。今日は、九州北部で降っている猛烈な豪雨についてです。
今朝早く、長崎、佐賀、福岡に大雨特別警報が発表されました。昨日の朝から、長崎では50年に1度の猛烈な雨と言われました。昨夜〜今朝にかてけて雨雲は、佐賀、福岡へ流れました。今後は中国地方を縦断しそうな勢いです。
大雨特別警報という名前は、5年くらい前から出て、ここ近年てまは毎年のように梅雨や秋雨前線の時期に発表されています。
今年は、6月に九州南部を中心に記録的な大雨となり、今回は北部です。50年に一度とテレビやラジオでは伝えていますが、場所は違えど、大雨特別警報もう毎年のように発表されています。
豪雨災害に備えて私たちがすることは以下のことだと思います。
- スマホ、テレビやラジオで雨雲の情報は逐一チェックをする。
今は、雨雲の動き、予想がどんどん進化しています。加えて、スマホのアプリを用いれば外出先や勤務先でもチェックできます。これを使わない手は、ありません。今雨が降っていなくても、厚い雲がかかってきたり、風が吹いたり、近くで大雨が降っていれば注意して行動をとらないといけないでしょう。
2.大雨が降ってる時は、基本的に外に出ない
雨が降ってから避難している映像をテレビで見ますが、雨が降ってから避難するのはあぶないです。今の豪雨はすぐに水位が上がり流されるということになりかねません。車で避難するにも車が水に浸かってしまうと、もう走れません。避難するなら雨が降る前、山の近くなど土砂災害に巻き込まれるおそれのある場所でも雨が止んでから避難するのがいいと思います。
3.家族、地域間のコミュニケーションを緊密に
大雨の被害に遭われた方の中には、手や足が思うように動かないご高齢の方もいらっしゃると思います。無理して自力で避難しようとして流されてしまうという悲劇が毎年のように起こっています。防ぐ方法としては、家族や地域の方が電話などでコミュニケーションをとり、適切に判断することだと思います。
最後に。災害の時の心理でよく言われるのが
正常性バイアスという心理です。災害などの自分にとってなんらかの被害が想定されるときに、自分にとって不利益だったり、都合の悪い情報を過小評価したり、無視する人間の特性です。去年の西日本豪雨や東日本大震災では、この心理が被害を大きくしたと思います。今まで大きな津波が来なかったから大丈夫だろう、今まで台風や大雨でも大丈夫だったから土砂災害は来ないだろうという心理が被害を大きくしてしまいました。東日本大震災は、情報が全然入って来なかったのもありますが。
自然災害は、年々増加しており、その威力も大きくなっています。昨日は、日本では、北九州の大雨、南アメリカ大陸では、アマゾンの大規模な火災など自然災害の怖さを感じている今日この頃です。
過去の常識が通じない中で、情報を整理し自分自身で客観的に判断し、身を守ることが災害の対応としては大事になると思います。
今後の大雨は、九州北部だけでなく、中国、山陰地方も警戒が必要になってくると思います。ここの地域に住んでいる方は、情報を集めて、自分の身を守ることを第1に行動して、被害が少しでも減るようにと願っています。
今日は、ここまでとします。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。