kojiswのブログ

私自身の趣味(旅行、スポーツ観戦など)から日々起きたこと、感じたことを綴っていきます。

サービス業で働いて感じること

みなさんこんにちは。

 

世間は、お盆休みの真っ只中ですね。私は、サービス業のため、お盆期間の休みは、13日と17日の2日間だけです。

 

ニュースを見るとお盆や年末年始は、帰省、Uターンラッシュがまず目立ちますね。私自身は、このニュースを見ると「こんな渋滞にハマって大変そうだな〜」と思いつつも、お盆と年末年始に家族で集まれる人はいいなあとも感じます。私の場合は、繁忙期のお盆と年末年始に連休をとるのは不可能なので、今の仕事に就いてからは、初盆以外では実家に帰ったことがありません。この時期に顔を合わせないと殆ど親戚と顔を合わせることはありません。法事で数年ぶりに会って、誰だ??と思うことが多々ありました。

  私の仕事の場合は、繁忙期をずらして年に2回7連休を取得することが出来ます。しかし、家族の殆どは、私が長期休暇を取っても仕事等で不在なので、親戚に会いに行けない状況です。別に、どうしても会いたいとは、思いませんが、親が亡くなったり、介護の問題等々あると、こちらの知らないところで勝手に話が進んでいるので、定期的に会って話す必要があると考えます。

 

  しかし、サービス業は、年末年始もお盆も繁忙期にあたるため休むことは、できません。私の職場は365日無休のため、元旦も休みはありません。そうなるのがわかって就職したんだろ、と言われればそれまでですが、実際に仕事してみると、みんな休みの時期に忙しく働くというのは大変です。

  日本のサービス業は、品質、接客、正確さ、どれをとっても素晴らしいと思います。一方で、完璧なサービスを求められ、コンビニのように24時間365日年中無休で開いており、働いている間も気を抜く暇がありません。正直なところ、お盆や年末年始の書き入れ時でも働いている人が休めるように1日くらいは休みが欲しいと思います。1日店を閉めたところで客は、減らないです。

  私自身は、以前スーパーマーケットの店舗で正社員として働いてましたが、人手不足が深刻で1日現場を回すだけでも精一杯で、その後の事務処理や販売計画などを作成していたら、残業3〜4時間は当たり前の状況でした。

  今、小売業は、深刻な人手不足が発生している一方で、売り上げは、なかなか伸びないのが現状です。その原因は、少子高齢化社会による人口減少とネット通販の進出、マーケット自体が飽和状態になっていることなどが挙げられると思います。

  売り上げは、昨年比という視点で上司からは評価されますから、売り上げが伸びないというのはそれだけ厳しい目で上司や部長から見られてしまいます。私は、このプレッシャーと店舗内の人間関係で精神的に参ってしまい辞めてしまいました。

  結局、働きすぎると目の前の作業や売り上げ金額の数字で頭の中がいっぱいになってしまい、長期的な目でものごとを考えられなくなっていました。

  今の日本のサービス業は、お客様第一主義になっていますが、本来は、サービスをする側は対価としてお金をもらう、サービスを受ける側は、サービスの対価としてお金を払うので本来は、客もお店などのサービス業者も対等の関係であるはずです。しかし、日本はお客様第一に考える風潮があるために、モンスターペアレンツやクレーマーなどの言葉が生まれてしまいました。

  今年のセブンイレブンの問題、フードロス問題、政府の働き方改革の中でサービス業は転換期を迎えてくると思います。24時間営業や年中無休営業などの過剰なサービスは、どんどん縮小されてほしいと思います。

  今後、日本社会が転換期を迎えるなか、サービス業はどのように変化していくのか、またサービス業で働く人の労働環境がどこまで改善されるか注視したいと思います。

 

  本日は、ここまでにします。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。