kojiswのブログ

私自身の趣味(旅行、スポーツ観戦など)から日々起きたこと、感じたことを綴っていきます。

天皇賞秋回顧

皆さんこんにちは。

 

昨日は、天皇賞秋が行われました。G1馬10頭が参戦する超豪華メンバーが集結し、3時すぎには10万人近いお客様が来場されたようです。今日は仕事だったのでradikoのタイムフリーでレースのみを聴いていましたが、8Rの特別戦からスタンドで大歓声が上がってました。やはり、メンバーが揃うと本当に盛り上がりますね。そして結果としては、アーモンドアイが現役最強を証明する圧巻の勝利でしたね。今回は、この天皇賞秋を回顧します。

 

1.レース展開、レースラップ

レース展開ですが、ペースが若干の緩めではありましたが、ほぼ想定通りでした。ハナに立ったのは、予想どおりアエロリットでした。2番手にはスティッフェリオ、3番手には押してサートゥルナーリアがたちました。そのあとにドレッドノータス、ダノンプレミアム、アーモンドアイが好位集団を形成しました。直線で猛然と追い込んだユーキャンスマイル、ワグネリアンは、中団後方からレースを進めました。隊列は、ほとんど想定どおりでした。

 

そしてレースラップですが、

12.8 - 11.4 - 11.5 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.3 - 11.1 - 11.3 - 11.9

4F 45.6 - 3F 34.3 勝ちタイム1.56.2

アエロリットが刻んだラップは、1,000M59.0とミドルペースでした。ただ、後半が全て11秒台という後半で一気に流れが早くなりましたね。アエロリットは、距離が伸びる今回序盤ゆっくり入り、後半から厳しいラップを刻む戸崎騎手の好騎乗でしたね。東京競馬場の長い直線は、本当の力比べ、消耗戦となりました。アーモンドアイはインをついて、あっという間に先頭に立ち2着争いを尻目にどんどん着差を広げ、最後は3馬身差をつける圧勝でした。一方、序盤で押したサートゥルナーリアは直線で伸び切れず苦しみました。結果は、6着と2強の明暗がくっきり分かれてしまいました。また、ダノンプレミアムは安田記念の鬱憤を晴らすすばらしい走りで2着でした。アーモンドアイには3馬身差をつけられてしまいましたが、それでも今回は自分のレースができて、アーモンドアイ以外の馬には先着をしていますから、この馬も力がありますね。3着にはアエロリットが粘りこみ、4,5着にはユーキャンスマイルとワグネリアンが外から猛然と追い込んできました。

 

では、馬ごとにレース振り返り、今後の展望を行います。

①アーモンドアイ

本当に圧倒的な強さを見せつけ、国内現役最強馬を証明しました。スタートをスムーズに出てロスなく先行集団につけた時点で勝ち負けは確定でしたが、これだけの豪華メンバー相手に3馬身差というのは、もうこれは本当に強すぎるとしかいいようがないですね。レース後に縁取り写真には参加していなかったようですが、それだけ過酷なレースだったのでしょう。まず、レースの疲れを取り、万全の状態でレースに臨んでほしいですね。

  そして、アーモンドアイの次走は状態次第ですが、ジャパンカップ香港国際競走有馬記念のどれかだとは思います。どのレースに向かうにしても本当に楽しみです。個人的には、コックスプレートを圧勝したリスグラシューと同じレースで走るのをみたいです。もし同じレースで走れば、実質今年の年度代表馬決定戦になると思います。それぐらい、アーモンドアイの天皇賞秋、リスグラシューコックスプレートの勝ち方は本当に強かったです。

  また、鞍上のルメール騎手は、去年の天皇賞秋(レイデオロ)、今年の天皇賞春(フィエールマン)、そして今日のアーモンドアイと天皇賞3連勝と強い馬で結果を残し続けるのは、本当にすばらしいですね。

②ダノンプレミアム

  ダノンプレミアムも積極的なレース運びで2着と結果を残すことができました。今回は、道中3番手の好位につけて直線では逃げるアエロリットを捉えて、交わされることなく、ゴールまでしっかりと走ることができました。アーモンドアイは、強すぎましたが、それでもこの馬の力は出し切りましたね。一度、前を捉えると本当にしぶといですね。個人的なイメージでは、ダイワメジャーのようなイメージですね。

  体質的に弱くて、思い通りにレースを使えていない所もありますが、コンディション次第ではもう少しアーモンドアイとも好勝負は出来ると思います。次走は、マイルチャンピオンシップはダノンキングリーが出走予定なので、香港国際競走が1番可能性高いでしょうか。いずれにせよ、次走が本当に楽しみになる好走でした。

③アエロリット

  距離が伸びて、どこまで粘れるかなと思っていましたが、戸崎騎手が序盤ペースを落として、なんとか2,000Mを粘りこみましたね。東京競馬場では、本当に強いですね。

  この馬は、基本的に輸送で結果が残せていないので、馬券の買い時がはっきりしていますね。輸送で馬券に絡んだのは、札幌競馬場で行われたクイーンカップだけですから。

  次走も基本的には、関東圏のG1を狙うのかなと思いますが、そうなるとジャパンカップ有馬記念なんですよね。少し距離が長いんですね。マイルチャンピオンシップは、去年12着と苦戦していますから、レース選択が難しいですね。どのレースに行くにも、能力は非常に高いですから今後が非常に楽しみです。

 

以下、3着のアエロリットにクビ差まで追い込んだユーキャンスマイルとワグネリアンは、大外から見事な末脚でした。個人的には、ユーキャンスマイルは買っていなかったのでゴール前でヒヤッとしましたが(笑)ユーキャンスマイルは、上がり3F33.7とメンバーの中で上がり最速の末脚を繰り出しました。ワグネリアンも合わせて伸びてきましたね。2頭とも力を出し切っての競馬で2着のダノンプレミアムともクビ+クビ差ですからね。6着のサートゥルナーリアは、スミヨン騎手がアーモンドアイの前につけて積極的な競馬をしましたが、最後の直線で伸び切れませんでした。後半一気にペースが上がった所でスタミナを消耗し、直線は厳しかったですね。できれば、右回りでスローの上がり勝負が非常に強いというこの馬の傾向が昨日のレースではっきりはしてきましたね。次走は、有馬記念あたりが有力ですかね。このままでは終われませんから、年内にもう一つG1を取り最優秀3歳牡馬になってほしいですね。7着のスワーヴリチャードも7着とはいえ上位の馬とは差がないですから、力は出し切りましたね。

 

昨日の天皇賞秋は、各馬が力を出し切った今年の中でも間違いなくベストレースといえるレースでしたね。秋競馬は、来週からもG1が続きますが、胸がらあつくなるようなレースを期待したいですね。

 

今回は、ここまでとします。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。