kojiswのブログ

私自身の趣味(旅行、スポーツ観戦など)から日々起きたこと、感じたことを綴っていきます。

秋華賞、府中牝馬ステークス、南部杯回顧

みなさん、こんにちは。

台風19号で大きな被害が出ました。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

私の住んでる仙台でも12日夜から雨風が強くなり、13日明け方には雨風がピークとなりました。翌日職場に向かう時もいたるところで道路が冠水していたり、土砂崩れで通行止めの箇所がありました。

  今回の台風、河川の氾濫、土砂崩れによる被害は甚大でしたね。地球温暖化が進行しており、今後もこのくらいの勢力の台風は増えると思います。今一度、環境の問題について真剣に考えないといけない時期が来たと思わせる今回の台風被害でした。

 

さて、先週の競馬開催も台風の影響を大いに受けました。土日の東京競馬場での開催は中止、代替競馬は、15日と21日に行われます。開催された京都競馬場も不良馬場と、競馬関係者にとっては大変な週末でした。土曜日京都競馬を開催したことには賛否両論ありましたが、私としては、開催に尽力した職員の方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

では、先週行われた重賞を回顧します。

1.秋華賞回顧

  では、最初に秋華賞の回顧をします。

  秋華賞開催時の馬場ですが、前日は台風こ影響で不良馬場でしたが、秋華賞発走時は稍重馬場まで回復していました。直前の10Rでは、2勝クラスの1,600Mで勝ちタイム1.33.7と例年に比べると少し遅いですが、それでも昨日の不良馬場と比べると馬場は良くなってましたね。

  そして、秋華賞のレース展開でしたが、ここはビーチサンバがコントラチェックを制してハナを叩いたことはびっくりしましたね。コントラチェックも負けじと応戦しましたから、これが結果的にハイペースとなり前に行く馬は苦しくなりましたね。

では、秋華賞のレースラップです

12.3 - 10.7 - 11.6 - 11.8 - 11.9 - 12.7 - 12.5 - 12.0 - 12.3 - 12.1

上がり4F48.9-3F36.4 勝ちタイム1.59.9

最初の5Fが58.3と良馬場でもハイペースの部類なのに、稍重馬場ですからかなりのハイペースになりましたね。このハイペースを作ったビーチサンバ、コントラチェックを人気馬のダノンファンタジーが追う形でハイペースに巻き込まれましたね。好走したクロノジェネシス、カレンブーケドールは、中団6,7番手で待機して直線に向けてから一気に抜け出しましたね。特にカレンブーケドールは、先行するとみていただけに中団でレースを進めた津村騎手は好判断でしたね。

  直線に入ったところで先行馬は、後退して中団から4番人気クロノジェネシスが抜け出して最後の1冠を取りました。2馬身差の2着に2番人気カレンブーケドール、3着は後半から追い込んだ10番人気シゲルピンクダイヤが入りました。人気馬では、1番人気ダノンファンタジーが8着、3番人気エスポワールが9着と敗れました。

  では、各馬ごとにみていきます。

①クロノジェネシス

  オークス直行で、追い切りの動きもイマイチ、馬体重もプラス20キロでどうなのかなと半信半疑でしたが、結果的には圧勝でしたね。レースは、中団で折り合い、直線では先頭に立ってからも脚色は鈍りませんでしたね。有力馬がハイペースで前に行ったことで有利な展開になりましたが、それでも見事な勝利でした。これからの成長も非常に楽しみですし、次走はエリザベス女王杯が有力だとは思いますが、さらに万全の状態で望めると思います。これからの成長に期待がかかるレースでした。

②カレンブーケドール

ハイペースを見越して無理に前を追わず中団で待機したのは好判断でした。ただ、クロノジェネシスが今回に関しては強すぎました。

  それでも2着としっかりとオークスに続いて結果を残しましたし、馬の力が着実についていることを示しましたね。距離は伸びても問題ないと思いますし、エリザベス女王杯に向かっても好勝負可能だと思います。

③シゲルピンクダイヤ

  桜花賞まではしっかりと結果を残しましたが、オークスローズステークスで敗れて人気を落としていましたが、最後の1冠で好走しましたね。距離がローズステークスから200M伸びるのはどうなのかと思いましたが、問題なかったですね。展開が向いたのは確かですが、この馬の持ち味である強烈な末脚を発揮しました。個人的にはマイルがベストだと思うので、相手がかなり強くなりますが、マイルチャンピオンシップに向かうのも少し面白いのではと思います。

 

以降、5着のビーチサンバは、逃げた中では、5着と粘りましたね。初めて先行してある程度の結果を残せたのは、今後のレースでの収穫ではないでしょうか。8着のダノンファンタジーは、最内枠で包まれたくないという思いからか先行したのが裏目に出てしまいましたね。スプリンターズステークスのダノンスマッシュに続いて、ダノンは、中々G1で結果を出せないのがもどかしいですね。1勝すれば、変わるとは思うんですが。9着のエスポワールは、先行できない時点で自分の競馬ができませんでしたね。いきなりG1は、厳しかったですね。

2.府中牝馬ステークス回顧

  続いて14日東京競馬場で行われた府中牝馬ステークスを回顧します。

  台風の影響で馬場がどのような状態か懸念されましたが、時計は早かったですね。1600M新馬戦で1.35.7、10R国立特別(2勝クラス)1,400Mで1.21.4の勝ちタイムでした。

   人気は、プリモシーン、ラッキーライラック、クロコスミア、スカーレットカラーと続きました。抜けた馬がおらず、荒れる要素もあると思っていましたが、結果は中荒れでした。

  レースを振り返ります。 

  まず、ラップタイムです。

12.4 - 10.9 - 11.6 - 11.8 - 11.6 - 11.9 - 11.3 - 11.2 - 11.8

上がり4F46.2-3F34.3勝ちタイム1.44.5

1,000M通過が58.3と若干早かったですね。このペースを演出したのは、エイシンティンクルでした。2番手にジョディがつけ、人気馬ではラッキーライラックが先団前目につけて、ほぼ同じ位置に2着に来たフロンテアクイーン、プリモシーンは後方待機していました。また、勝ったスカーレットカラーは、ほぼ最後方に待機していました。

  直線に入ると、ラッキーライラックが外から積極的に先頭に立ち、それをめがけて内からフロンテアクイーン、さらに外から一気にスカーレットカラーが伸びてきて快勝しました。実況の小林アナウンサーから3回も実況で叫ばれていましたね。それだけ目立つ脚で伸びてきました。

①スカーレットカラー

  今年の夏競馬から一気に力をつけており、重賞でも好走していましたが、G1の前哨戦メンバー相手にここまで快勝できるとは思いませんでした。一戦一戦着実に力をつけてきていますし、勝ちタイムでは去年のディアドラよりも早いですから今後の成長が非常に楽しみです。次走は、エリザベス女王杯秋華賞組と対決になりますが、このパフォーマンスならばクロノジェネシス相手にも引けを取らないと思います。

②フロンテアクイーン

  重賞で2着4回、去年の同レース3着の実績がありますから、前走の大敗で人気の盲点となっていましたね。今回は、ラッキーライラックが早めに動き目標がいたので非常に競馬はしやすかったですね。今後も牝馬重賞では注目の一頭です。

③ラッキーライラック

積極的な競馬で早め先頭に立ちましたが、流石に厳しかったですね。それでも前哨戦の内容としては充分でしょう。次走は、エリザベス女王杯マイルチャンピオンシップに向かうかはわかりませんが今後も注目でしょう。

 

そのほか、人気馬ではプリモシーンが全く見せ場がありませんでした。春のヴィクトリアマイルで2着の実績がありますから、距離が少し長かったのか敗因はわかりませんが、次走の巻き返しに期待です。

 

3.南部杯回顧

最後に14日盛岡競馬場で行われた南部杯を簡単に回顧します。このレース注目は、チャンピオンズカップに向けてゴールドドリームでした。しかし、第3コーナー付近の手応えは明らかに悪く、もう一頭の人気馬アルクトスを交わさず、最後は3番人気のサンライズノヴァにも差されて3着でした。地方競馬でも強さを見せた馬だけに少し気になる負け方でした。

  今後のダート中距離戦線ですが、11月の1週目に浦和競馬場JBCの3レースが行われます。大注目のクリソベリルはチャンピオンズマイルに直行のようです。まだどの馬が出走するか、はっきりとはわかりませんが、帝王賞1,2着馬、オメガパフューム、チュウワウィザードあたりが出走予定です。ダート戦線も今年は、チャンピオンズカップ東京大賞典まで続きますから注目です。

 

長くなりましたが、先週行われたレースの回顧をしました。今週も日本では菊花賞富士ステークス、海外ではメールドグラースが出走するコーフィールドカップが行われます。今週の競馬については、日を改めてブログに書きます。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。