オールカマー、神戸新聞杯展望
みなさんこんにちは。
明日は、中山競馬場でオールカマー、阪神競馬場では神戸新聞杯が行われます。両方とも秋のビッグレースに向けての重要な一戦になります。両重賞を展望していきたいと思います。
1.オールカマー展望
注目馬は、ウインブライト、レイデオロのGⅠ馬2頭ですが、他にもミッキースワロー、クレッシェンドラヴ、スティッフェリオなどの馬にも十分にチャンスがあります。
そして、中山競馬場の馬場ですが、今週からコース替わりということで土曜日のレースを見ていると明らかに逃げ先行馬で内を通る馬が圧倒的に有利です。明日は、中山競馬場については何とか天気も持ちそうかなと思うので、良馬場で何とか持ってくれるかなと思います。
中山2,200Mのコースは、スタート直後とゴール前に高低差3メートル近い坂があるので、スピードとスタミナの双方が要求される非常に難しいコースです。
そして、展開ですが、メンバーを見るとどの馬が逃げるかもわからないくらいのメンバー構成となっており、スローペース濃厚といえるでしょう。そうなると、人気馬のレイデオロが外枠から発走してどこまで折り合いをつけることができるかが、カギになります。
以上のことを加味して、オールカマーを予想します。
◎ウインブライト
追い切りは抜群の動き、中山競馬場も5-2-0-1と非常に得意な舞台となります。メンバーもレイデオロ以外は、そこまで強力ではなく、そのレイデオロも折り合いに非常に不安があるとするとこの馬が必然的に◎となるでしょう。スローペースを内枠で折り合いをつければ、早めの競馬をして押し切ってほしいです。前走、香港G1を勝利して、現状非常に充実しています。ここを勝って、秋のビッグレースに繋げてほしいですね。
◯スティッフェリオ
相手は、穴狙いでスティッフェリオとしました。小回りコースは非常に得意としており、脚質も前に行こうと思えばいけるのが強みです。中山も2年前のセントライト記念で4着と結果を出しています。充実している今ならこのメンバー相手でもやれると思います。
▲ミッキースワロー
前走の七夕賞はトップハンデも問題なく勝利、中山競馬場2,200Mではセントライト記念勝利とAJCC2着と結果を残しています。58キロの斤量もこなしているので問題ないですね。道悪競馬でも問題ないと思います。ただ、菊沢一樹騎手がどこまでやれるかという所だと思います。
以下△クレッシェンドラヴ、レイデオロまでとしました。
レイデオロの折り合いと展開面でどの馬が前に行くかが非常に注目ですね。馬券的な妙味は、神戸新聞杯よりもこちらの方が面白いと思います。
2.神戸新聞杯展望
続いて神戸新聞杯の予想をします。
メンバーは、クラシック上位馬のサートゥルナーリアとヴェロックスのマッチレースになりそうです。
神戸新聞杯が行われる阪神競馬場の天気は非常に気になるところですね。雨☔️がどのタイミングで降るかによって馬場と時計が大きく変わりそうです。
阪神競馬場2,400Mもスタート直後とゴール前に坂があり、さらに最終コーナーでは下り坂となっています。ただ、他の競馬場と比べると勾配は非常に緩やかです。能力が発揮されやすいコースといえると思います。
今日の馬場傾向ですが、今週もコース替わりで阪神競馬場も基本的には前有利は変わりませんね。逃げるのは、ヴィントでしょうか。そのあとに、シフルマンあたりが追いかけることになりそうです。いずれにしても、ハイペースになることは考えづらくスローの直線上がり勝負となるでしょう。
そのことを加味して、
◎ヴェロックス
スローペース濃厚となれば、折り合いに多少の不安のあるサートゥルナーリアよりヴェロックスを上としました。阪神競馬場も若葉Sを圧勝しており問題ないです。追い切りの動きも抜群で、人気も加味したら余計に狙いたいです。単勝と馬単の頭で相手サートゥルナーリアの1点で狙いたいですね。
◯サートゥルナーリア
シーザリオの子で能力は非常に高い馬です。ただ、日本ダービーでは終始テンションが高く、最後はヴェロックスに交わされて4着でした。今回もカギは折り合いになります。内で折り合いを我慢できれば、先に抜け出してヴェロックスを抑えることはできると思います。このレース次第で秋どこに向かうかが決まるので、大事なレースになりますね。
以下△シフルマン、レッドジェニアルまでとしました。人気馬では、ワールドプレミアを外してますが、半年ぶりの実戦でいきなり強敵相手のGⅡは厳しく、人気もしているので今回は外しています。
明日のレースは、どちらも非常に楽しみです。台風の影響が心配ですが、なんとか持ってほしいと思います。
今回は、ここまでとします。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。