kojiswのブログ

私自身の趣味(旅行、スポーツ観戦など)から日々起きたこと、感じたことを綴っていきます。

プリンスオブウェールズステークス展望

 

みなさんこんにちは。

 

今日は、日本時間19日23:40発走予定のプリンスオブウェールズステークスアスコット競馬場、芝10ハロン)の展望を行います。

日本からは、ディアドラが出走し、国内でも馬券発売が行われます。また、グリーンチャンネルラジオNIKKEI第1では実況中継が行われます。

 

jra.jp

 プリンスオブウェールズステークスとは

②出走馬、有力馬紹介

③予想、展望

 

 プリンスオブウェールズステークスとは

200年以上の歴史を持ち歴史的なレース、イギリス王室が開催するロイヤルアスコット開催2日目のメイン競走で、芝10ハロンというヨーロッパ競馬の最根幹距離にあたることから同開催の中距離最強馬決定戦に位置付けられています。この開催は「ロイヤルミーティング」もしくは「ロイヤルアスコット」と呼ばれ、6月第3週の5日間にわたり開催されるイギリス国内のみならず、世界中で注目される一大競馬イベント🏇となっています。

 

開催中はエリザベス女王自らがウインザー城が馬馬車に乗って来席され、レース前の開会式では華やかなパレードが行われることでも知られています。

 

この開催中の観戦規約で観客や報道陣には指定されたドレスコードを守る義務があり、守らない場合は注意もしくは、退場の処分が下されるようです。

ドレスコードは、男性は黒またはグレーのモーニングコート(丈の長いジャケット)とトップハット、又は軍服を着用すること。女性は、フォーマルドレス(礼服)&パンツスーツ(同じ素材でなければならない)という規定があります。日本から、ラジオNIKKEIの小塚アナウンサーが現地で実況を担当されますが、上記のドレスコードで実況されるようです。

 

また、メインスタンドでは飲料の持ち込みが禁止となっており、これも日本の競馬とは大きく異なる点ですね。

 

②出走馬、有力馬紹介

さて、ここからは今年のプリンスオブウェールズステークス出走の注目馬を上げていきたいと思います。

シーオブクラス

去年は、ヨークシャーオークス愛オークスと連勝し臨んだ凱旋門賞では勝ち馬エネイブルにゴール前猛追し2着入線を果たしました。今年初戦となるため、状態は気になるところではありますが、鞍上はデビューからコンビを組んでいるドイル機種を迎えることができたのは大きいと思います。このメンバーの中でも実績、能力は最上位になるのであとは当日の状態を確認したいところです。

ヴァルトガイスト

こちらも日本でおなじみの馬です。去年は、サンクルー大賞フォワ賞と連勝し、凱旋門賞ではエネイブルにつぐ2番人気に支持されました。結果は4着に敗れましたが、勝ったエネイブルとは1馬身半+クビ差と大きく差をつけられてはいません。その後は、ブリーダーズカップターフ香港ヴァーズで5着と結果は出ませんでしたが、香港は不利もありましたから度外視でもいいと思います。そして、今年初戦のガネー賞を圧勝し臨むことになります。こちらも状態は前走勝利しており上々なので勝ち負けでしょう。

マジカル

去年凱旋門賞10着に敗れて以降本格化した同馬。英チャンピオンズFを勝利しブリーダーズカップターフではエネイブルの2着に健闘しました、。今年に入りアレッジドS、ムーアズリッジS、タタソールズGCと3連勝し、同レースに臨みます。勢いはメンバーの中でも1番あります。シーオブクラスが今年初戦なので、充実してレースを遣えているのはこの馬の強みです。当然勝ち負け必至ですし、楽しみな1頭です。

クリスタルオーシャン

去年は、キングジョージ2着、セセプテンバーステークスでもエネイブルの2着、英チャンピオンステークスでも勝ち馬クラックスマンから6馬身離されての2着と強力な馬たち相手に健闘しました。今年に入ってから、ゴードンリチャーズS、アストンパークSで連勝し勢いに乗ってこのレースに臨みます。デビューしてから1回も4着以下になったことのない安定感が持ち味でこのメンバーでどこまでやれるか非常に楽しみです。

マサー

去年、英2000ギニーで3着から臨んだ英ダービーでは、ロアリンライオン、サクソンウォーリアーら強力な馬を抑えてダービー戴冠を手に入れました。ロアリングライオンは、英ダービーのあと日本で大活躍したマーフィー騎手とのコンビでエクリプスS、英インターナショナルS愛チャンピオンSクイーンエリザベス2世SとGⅠ4連勝したことからも、マサーの力も相当のものだと思います。しかし、エクリプスSで出走取り消しなので、英ダービ以来1年ぶりのレースになるので、こちらも状態はとうじょつ要チェックですね。万全の状態なら当然勝ち負けです。(※5日目GⅡハードウィックステークスに回るため同レースは回避)

 

ここまで5頭紹介しましたがその他にも前走イスパーン賞スタディオブマンを抑えて勝利したザビールプリンス、今年のペガサスワールドカップターフ2着のドバイシーマクラシック5着のマジックワンドなど実績馬が出走予定です。日本のディアドラは非常に厳しい戦いが予想されますが海外の一流馬相手にどこまで走れるのか楽しみです。

③予想、展望

さて、超豪華メンバーの揃った同レースの展望を行いたいと思います。

まず、ブックメーカー単勝オッズ(コーラル)(6月14日現在)は以下のようになっています。

マジカル                      3.0

シーオブクラス            3.7

クリスタルオーシャン 5.0

ヴァルトガイスト         7.0

マサー                          9.0※回避

ザビールプリンス   10

マジックワンド    26

ディアドラ      26

サルウィン      34

デザートエンカウンター34

ハンティングホーン  41

上位拮抗で人気が割れています。有力馬の中に休み明けでレースに臨む馬もいるため難しいメンバー構成です。

まずアスコット競馬場の特徴ですが、長い直線を3つのコーナーでつないだ三角形のコースをしており、コースの1周は2800メートル、最後の直線は500メートルあります。同レースは、スタートから下りが続き、カーブを抜けて1200メートル地点からは一転して上り坂に差し掛かります。そのあと、カーブの途中600メートルの仕掛けどころを経て、ゴールまで上り坂が続くという日本にはないかなりタフなコースになります。

アスコット競馬場の天気ですが、明日は曇り時々雨の予報が出ています。イマイチ馬場が読みづらいです。過去10年の勝ちタイムを見てみると2分3秒~2分5秒台なので今年もそれと同等のタイムが出ると予想します。

 

そして、馬番、ゲート番号も発表されました。有力馬ではマジカルが1番ゲート(馬番7)ディアドラが3番ゲート(馬番6)、シーオブクラスが5番ゲート(馬番8)、クリスタルオーシャンが6番ゲート(馬番1)ヴァルトガイストが8番ゲート(馬番4)となりました。8頭立てなので枠の有利不利はそこまでないかなと考えています。

 

それらを加味して、前日時点での◎マジカルとしました。この馬は好位につけても、中団につけても競馬できる自在性が魅力です。そして、圧巻は、去年エネイブルにただ1頭対抗したBCターフです。あのレース以降この馬の持ち味が存分に発揮されています。このメンバーでは、ハイペースになることはまずなさそうなので、直線で抜け出して、しぶとく粘りこめば4連勝狙えると思います。1番人気になりそうですが、ここは単勝狙いたいです。

〇ヴァルトガイストとしました。この馬の武器は最後の確実な末脚にあります。前走はラスト1ハロンだけでスタディオブマンを4馬身突き放しました。今回も8頭の小頭数なので、馬群でごちゃつくこともなく末脚を発揮できれば現状の充実度を考えれば対抗評価でしょう。

▲シーオブクラスとしました。去年の凱旋門賞ではスタートで出遅れて厳しいと思われましたが、最後の直線1頭だけ次元の違う脚で突っ込んできました。今回は、斤量、休み明けの状態、スタートの課題などの問題がありますが、能力だけなら◎マジカルと対抗できると思います。ここで勝てば、今年の秋が本当に楽しみになります。

 

以下△クリスタルオーシャン、マジックワンドまでとしました。ディアドラはかなり苦しいレースになると思いますが、日本の代表ということで頑張って走ってほしいです。

 

 

以上、長くなりましたが、プリンスオブウェールズステークスについて書きました。私は、当日Radikoで観戦する予定なので寝ないで頑張っておきたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

 

 

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